集中力が続かないシリーズ 1-④
【焦点合わせの問題】
人は目標物を見ると、自然とピントが合います。これは子どもの頃からの経験の積み重ねによって自然と学んだ結果なのです。
ただ、ピント合わせが未熟な子どもは、見たいものに上手く焦点が合わせられず、常にぼやけて見えてしまう事があるのです。これらは、カメラのピント合わせや、虫眼鏡のピント合わせと同じで、距離によってピッタリと合わなければいけません。
特に苦手な距離が黒板の距離やノートの距離だった場合、焦点を一瞬で合わせることができたとしても、合わせ続けることができなければ、スムーズに板書することはできません。
焦点合わせに問題があるこの場合、眼鏡で改善しようとしても改善されない場合もあり、弱視と診断されてしまうこともあります。 頑張って合わせようとすればするほど、労力を多く使うため集中することは難しいです。